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イスラーム誤認 衝突から対話へ

出版社名 岩波書店
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-00-022131-3
4-00-022131-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 288P 20cm

商品内容

要旨

湾岸戦争を契機として、アメリカの超大国化が冷戦後の世界に亀裂を走らせ、イスラームに独善的・排他的なイメージを押しつけて、敵意と衝突を加速化させている。いまこそ憎悪と報復のサイクルを脱するためにイスラーム本来の文明観を理解し、文明間の対話を積極的に行っていかねばならない。第一部で、イスラームへの偏見によって歪められた世界認識をただし、文明間対話を通して公正と平和を回復すべきことを主張し、第二部で、日本とイスラーム圏との長い交流の歴史を踏まえ、日本に対する親愛と信頼という国際的資産を活かす提言を行う。湾岸戦争、パレスチナ紛争、9・11同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争など、世界の変動に触れて発表された著者の時論の精華を集成。

目次

第1部 世界の大変動とイスラーム―亀裂と衝突(イスラーム世界へ撃ち込まれたミサイル
イスラーム潮流に未来はあるか
インタビュー 脅威と報復のサイクルを止めるために―湾岸戦争とパレスチナ問題の大きなツケ
世界大変動の始まり ほか)
第2部 日本とイスラーム―公正と対話(日本とイスラーム世界との文明対話
インタビュー 日本はイスラームとどう向き合っていくべきか
イスラームの未来をひらくもの
日本の文明戦略とイスラーム世界 ほか)

出版社
商品紹介

アメリカの超大国化が、イスラームへの愛憎と衝突がエスカレートしている。イスラームへの偏見と不公平をただし、文明間対話を提言。

著者紹介

板垣 雄三 (イタガキ ユウゾウ)  
1931年生れ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、東京大学教養学部、同東洋文化研究所、東京経済大学、エジプトのアインシャムス大学中東研究センター招聘教授など歴任の後、東京大学名誉教授、東京経済大学名誉教授。日本学術会議会員(歴史学)、日本中東学会会長、(社)日本イスラーム協会理事長、外務省のイスラーム研究会有職者側座長などを務めた。日本における中東・イスラーム研究の組織化に尽力し、イスラーム化研究、日本アラブ国際共同研究、中東の社会変化とイスラーム、イスラームの都市性などの共同研究を組織した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)