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ヴィクラム・ラルの狭間の世界

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-00-022226-6
4-00-022226-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 494P 19cm

商品内容

要旨

「私の名前はヴィクラム・ラルだ。アフリカでもっとも汚織にまみれた一人、異様かつ卑劣なまでに狡猾な詐欺師として広く知られている」―1963年、ケニア独立。そこには、西洋とアフリカ、支配と革命、無垢な友情と政治汚織の「狭間」を生き抜く、ひとりの男の生があった。ポストコロニアル文学の新境地を切り拓き、カナダの代表的文学賞・ギラー賞に2度輝いたヴァッサンジ、待望の本邦初訳。

出版社
商品紹介

美しい自然と激しい革命、二つの大陸、愛と裏切り、生と死──ケニアを舞台に語られる、一つの生の物語。

著者紹介

小沢 自然 (オザワ シゼン)  
1971年生。イギリス・エセックス大学にて文学博士号を取得。千葉大学文学部・関西大学文学部を経て、台湾・淡江大学外国語文学部英文学科准教授。専門は、英語圏文学、ポストコロニアル・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)