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木霊草霊

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-00-022933-3
4-00-022933-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 161P 19cm

商品内容

要旨

アメリカと日本での生活のなか、さまざまな植物をみつめる。日米の自然観の違い、植物をめぐる文化との関わり、そして生々流転する植物を前に、生命のあり方を柔らかな感性で問う。日米の一年の季節を追い、死と再生の大きなリズムをくみだす、詩人の新たな展開!

目次

前庭の植物たち
ユーカリ・タバコ・パーティー
黒法師艶な日傘をさしてゐる
草むら、ののはな
生きている木と死んでいく木
富士山たちと巨木たち
黴と戦う
夏草や
私はなぜパンパスグラスを殺したか
それぞれの秋〔ほか〕

出版社
商品紹介

日米を往復する中で、生々流転する植物から、生命のあり方を詩人の柔らかな感性で描く、新しい自然の物語。

著者紹介

伊藤 比呂美 (イトウ ヒロミ)  
1955年生まれ。詩人。第16回現代詩手帖賞を受賞し、新しい詩の書き手として注目される。第一詩集『草木の空』(アトリエ出版企画)以後、詩人として活躍、『河原荒草』(思潮社)で2006年高見順賞、『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』(講談社)で2007年萩原朔太郎賞、2008年紫式部賞を受賞。1997年に渡米後、拠点はカリフォルニア州となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)