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これがすべてを変える 資本主義vs.気候変動 上

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-00-022956-2
4-00-022956-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 309,55P 20cm
シリーズ名 これがすべてを変える

商品内容

要旨

許容される気温上昇「2℃未満」のドアは閉じる寸前、「ゼロの10年」が始まろうとする今、私たちは何をなすべきか。闘う相手は資本主義だ!『ショック・ドクトリン』で世界を驚愕させたジャーナリストによる、地球と人類の未来を語る上で必読の書。

目次

気候変動によってすべてが変わる
第1部 最悪のタイミング(右派は正しい―気候変動にはらまれた大変革のパワー
ホットマネー―自由市場原理主義はいかにして地球の温暖化を促進したか
民間から公共へ―新しい経済への移行を阻むイデオロギー的障害を克服する
計画と禁止―見えない手を叩き、運動を起こす
採取/搾取主義を超えて―内なる気候変動否定派と対峙する)
第2部 魔術的思考(根ではなく実―大企業と大規模環境保護団体の破滅的な一体化)

おすすめコメント

地球温暖化・気候変動の元凶は資本主義そのものだ。緊急かつ根本からの変革を『ショック・ドクトリン』の著者が提言。全2冊の上巻。

著者紹介

クライン,ナオミ (クライン,ナオミ)   Klein,Naomi
1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。デビュー作『ブランドなんか、いらない』は、企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった。アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン―惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は、日本でも多くの読者に受け入れられた。『これがすべてを変える』を刊行後、2017年6月には、トランプ大統領の出現に黙ってはいられないとしてNo Is Not Enoughを緊急出版した
幾島 幸子 (イクシマ サチコ)  
翻訳家。1951年生まれ
荒井 雅子 (アライ マサコ)  
翻訳家。1960年生まれ。TUP(平和をめざす翻訳者たち)メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)