南島に輝く女王三輪ヒデ 国のない女の一代記
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-00-024183-0
(4-00-024183-4) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 234,3P 20cm |
商品内容
要旨 |
元松前藩士の娘として明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族ニコライ・グラーヴェと結婚し、オランダ領東インドで農園を切り開いた一人の日本女性。当時の新聞に「南島に輝く女王」と称された三輪ヒデは、日本の蘭印侵略、敗戦、インドネシアの独立とナショナリズムの高まりなど、近現代史の荒波に揉まれながらも、逞しく生き抜いた。日本、インドネシア、オランダ、アメリカ―。いくつもの国境を軽々と越え、最後にインドネシアに骨をうずめたヒデ。その華麗なる足跡をたどる。 |
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目次 |
1 南島に輝く女王(国際都市函館に芽生えたロマン―ニコライ・グラーヴェとの出逢い |
出版社・メーカーコメント
明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族と結婚し、オランダ領東インドで農園を切り拓いた一人の日本女性。「南島に輝く女王」と称された三輪ヒデは、日本の蘭印侵略、敗戦、インドネシアの独立とナショナリズムの高まりなど、近現代史の荒波に揉まれながらも逞しく生き抜いた。インドネシア史研究の第一人者が、歴史に埋もれたヒデの歩みを描き出す。