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臨床家河合隼雄

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-00-025564-6
4-00-025564-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

文化庁長官の激務を引き受けてもなお、心理療法を続けていた河合隼雄。それは多方面にわたる活躍の基本であり、その経験は著作にも反映されている。臨床の際の生の声を収めた「河合語録」や事例発表の記録、河合隼雄を臨床の道へと導いたシュピーゲルマン博士のインタビューを含む精選された論考から、その類い希な力量を多角的に捉える。

目次

序論 臨床家・河合隼雄
記録(家を背負うということ―無気力の裏に潜むもの
「河合隼雄語録―事例に寄せて」(抜粋))
河合隼雄の分析(臨床家河合隼雄―私の受けた分析経験から
分析体験での箱庭
河合隼雄という臨床家
スーパーヴィジョンの体験から
河合隼雄の心理療法)
河合隼雄という体験(対談:河合さんというひと
物語を生きる人間と「生と死」
河合先生との対話
私の「河合隼雄」)
インタビュー ユング派河合隼雄の源流を遡る(J・M・シュピーゲルマン)
資料 河合隼雄年譜

出版社
商品紹介

臨床家としての類い希な力量を支えたものは何だったのか。「河合語録」や論考などから多角的に捉える。

著者紹介

谷川 俊太郎 (タニカワ シュンタロウ)  
詩人。1931年12月東京生まれ。東京都立豊多摩高等学校卒
鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
哲学者。1949年9月京都生まれ。京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。大阪大学総長
河合 俊雄 (カワイ トシオ)  
臨床心理学者。1957年9月奈良県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。Ph.D.ユング派分析家資格取得。京都大学こころの未来研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)