いばら路を知りてささげし 石井筆子の二つの人生
| 出版社名 | 岩波書店 |
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| 出版年月 | 2013年11月 |
| ISBNコード |
978-4-00-025928-6
(4-00-025928-8) |
| 税込価格 | 2,970円 |
| 頁数・縦 | 268P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
大村藩の有力藩士の長女として生まれた筆子は、明治初期の近代的女子教育を受け、ヨーロッパでの生活も体験する。彼女は前半生においては、華族女学校での教育や大日本婦人教育会の創設などに積極的にかかわって、日本の女子教育の確立に大いに貢献する。だが、一転、後半生は、己を棄てて、二人目の夫石井亮一とともに、日本における最初の知的障害児の教育と福祉に捧げる。津田梅子ら錚々たる人々と親交を結び、ベルツ博士や法学者ボアソナードからも一目置かれた稀有な一近代女性が目にしたものとは何だったのか。陰影に富むその八十四年の生涯を綴る。 |
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| 目次 |
ベルツの見た鹿鳴館の華 |
| 出版社 商品紹介 |
「鹿鳴館の華」から「いと小さきもの」の友へ。障害児教育・福祉の母と言われる一近代女性の希有な生き様。 |


