経済の起原
クリティーク社会学
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年1月 |
ISBNコード |
978-4-00-027175-2
(4-00-027175-X) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 276P 19cm |
商品内容
要旨 |
経済は、人間にとって生のごく一部であり、ほぼすべてでもある。それは何なのか?「起原」から問う。大半の問題が経済の論点に還元される現代社会では、経済は王である。しかし、経済とはそもそも何であり、そこには、いかなる論理が見いだされるのか。その起原を明らかにすることから、経済それ自体を通じた政治的な権力の内発という問題、また正義とは何かという考察にも導かれる。大澤社会学の最新地平! |
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目次 |
第1章 経済の起原をめぐる二つの問い |
出版社・メーカーコメント
現代社会において、経済は王である。しかし経済の起原とはいったい何なのか。本書では、贈与、所有、貨幣、負債等を主題に、経済をめぐる二つの問いを追究する。第一に、贈与が支配的な交換様式から商品交換が支配する交換様式への転換はどのように生じるのか。第二に、人はそもそもなぜ贈与するのか、である。(解説=市野川容孝)