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音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

岩波科学ライブラリー 244

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-00-029644-1
4-00-029644-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 115P 19cm

商品内容

要旨

「あ」と「い」はどっちが大きい?あるいは、「コジラ」と「コシラ」では?こんな質問をされたら、あなたはどう答えますか。文字そのものには大小がないはずなのに、音で聴くと母語が何であるかにかかわらず大小を判断するそうです。また、五十音図とサンスクリット語との関係、存在しない音を聴いてしまう脳など、楽しい話題を紹介します。

目次

第1章 「マル」と「ミル」はどちらが大きい?―音象徴
第2章 「あかさたな」とサンスクリット研究―音声学のはじまり
第3章 世界中のことばを記録する方法―記述音声学
第4章 音を目で見る―調音音声学
第5章 声紋分析官への道―音響音声学
第6章 ないはずの音が聞こえる日本人―知覚音声学
第7章 社会との接点を目指して―福祉音声学

おすすめコメント

文字に大小を感じたり、存在しない音を聴いたりしてしまうのはなぜか。音声をめぐる最新の話題満載。

著者紹介

川原 繁人 (カワハラ シゲト)  
1980年生まれ。2002年国際基督教大学卒。2007年米国マサチューセッツ大学大学院言語学専攻博士課程修了。博士(言語学)。ジョージア大学助教授、ラトガース大学助教授を経て、2013年より慶應義塾大学言語文化研究所准教授。専門は音声学・実験音韻論および一般言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)