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学ぶ脳 ぼんやりにこそ意味がある

岩波科学ライブラリー 272

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-00-029672-4
4-00-029672-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 126P 19cm

商品内容

要旨

脳では様々なネットワークが常に切り替わりながら活動している。何もしていない時にも、脳は活発に活動する。その活動は、脳全体を統合し、記憶や想像、自己の認識や他者の認知にも関係する。ぼんやりしている時に脳のネットワークは再構成され、そこに新たな気づきやひらめきが生まれる。より良い学び方を脳に学ぶ。

目次

序 脳は安静時にも活動している―五つの脳活動ネットワーク
1 感覚と運動でつくられる学びの基礎―身体脳
2 習慣的な判断は記憶が生み出す―記憶脳
3 考えなおすことを学ぶ―認知脳
4 他人の視点を学ぶ―社会脳
5 創造的な学びをどう学ぶか

おすすめコメント

ぼんやりしている時、脳はなぜ活発に活動するのか? ひらめきは脳の働きが再構成される時に生まれる。

著者紹介

虫明 元 (ムシアケ ハジメ)  
1958年生まれ。東北大学医学部大学院卒業、医学博士。東北大学医学部第二生理学講座助手、東北大学大学院医学系研究科生体システム生理学分野助教授を経て、同教授。専門は、脳神経科学。大学での脳科学に関する専門教育以外に、高校での出前講義や一般向けのサイエンスカフェなどの教育活動を積極的に行っている。即興再現劇を用いたコミュニケーションワークショップを行い、学部横断的かつ学生主導的な学びの開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)