• 本

詩のきらめき

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-00-061266-1
4-00-061266-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

詩から詩へ、膨らむ言葉のイメージ。詩と詩の間に、ぽっと浮かび上がる青春、人生のかがやき。一冊の本の中に豊かに広がる、古今東西の言葉の持つ芳醇な世界。奔放な言葉の流れによってつむがれた、散文では表現できない想いを伝える、多くの詩を読む。詩人でもある著者が、誰もが見知った言葉の持つ、新鮮なきらめきを案内する。

目次

1 2015(詩人の中のいちばんの悪党
『紅楼夢』の艶冶と頽廃
「風立ちぬ」という訳を巡って ほか)
2 2016(石垣りんの消滅まで
木の影と降る雪―イヴ・ボヌフォワの詩など
川上澄生の詩と人生 ほか)
3 2017(ブローティガンと俳句の関係
「千字文」と世界の秩序
影と旋風の地 ほか)

おすすめコメント

詩から詩へ、膨らむイメージ。詩と詩の間に、ポッと浮かび上がる青春、人生のかがやき--。

著者紹介

池澤 夏樹 (イケザワ ナツキ)  
1945年生まれ、作家、詩人。小説、評論、エッセー、翻訳、書評など多岐にわたって活躍。『スティル・ライフ』で芥川賞、『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞などのほか、河出書房新社での個人編集「世界文学全集」では毎日出版文化賞、朝日賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)