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循環経済 理論分析と応用

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-00-061537-2
4-00-061537-8
税込価格 12,100円
頁数・縦 441P 22cm

商品内容

要旨

わたしたちの経済活動を、物質の生産→消費→再利用→再資源化を経た廃棄という一方通行で捉えることは、もはや出来ない。「循環経済(circular economy)」では、物質の廃棄後を見据えた生産と消費,そして廃棄物を含んだ新たな生産という1つのサイクルを考える。本書では、循環経済の現実を説明しうる経済理論的枠組みを構築し、実際の環境政策への応用を示す。

目次

序章
第1章 基礎的分析方法の説明
第2章 生産活動から排出される残余物の分析
第3章 消費活動から排出される残余物の分析
第4章 リサイクルと再生資源の劣化問題
第5章 使用済み製品・廃棄物の分別とリサイクル
第6章 家庭系の廃棄物処理に対する上流側の政策の効果(1)
第7章 家庭系の廃棄物処理に対する上流側の政策の効果(2)
第8章 生産者と廃棄物処理業者の相互作用的活動―市場の境界の外部の影響も含めて
第9章 使用済み製品の所有権と環境配慮設計
終章

出版社・メーカーコメント

経済活動を、物質の生産→消費→再利用→再資源化を経た廃棄という一方通行で捉えることは出来ない。「循環経済(circular economy)」では、廃棄後を見据えた生産と消費、そして廃棄物を含んだ新たな生産という一つのサイクルを考える。本書は、循環経済の現実を説明しうる理論的枠組みを構築し実際の環境政策への応用を示す。

著者紹介

細田 衛士 (ホソダ エイジ)  
1953年東京生まれ。77年慶應義塾大学経済学部卒業。同大学同学部助手、助教授を経て94年教授。2019年中部大学経営情報学部教授、22年東海大学政治経済学部経済学科教授、同大学副学長。環境経済・政策学会元会長。慶應義塾大学名誉教授、中部大学名誉教授。博士(経済学)。専攻は理論経済学、環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)