王のいる共和政 ジャコバン再考
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-00-061544-0
(4-00-061544-0) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 203P 22cm |
商品内容
要旨 |
近代の出発点とされる市民革命期(18‐19世紀)に欧米諸国で議論された「共和政」。世界各地へと広がる過程で、いつ、どのような経緯で共和政は「王のいない」ものに変わっていったのか。近代の国家と社会は何をそぎ落とし、何を加えることで「近代」たりえたのか。「革命」「自由」「パトリオット」など、それぞれのキーワードが持つ原義や当時の文脈を丁寧に読み解き、比較史の視角から近代の黎明期がはらんでいた国家と政体のあり方、これまで等閑視されてきたヨーロッパ近代の多様性を問い直す。刷新を続けるヨーロッパ近世史の研究成果にもとづく画期的論集。関連年表つき。 |
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目次 |
研究史から見えてくるもの |
出版社・メーカーコメント
市民革命期(一八─一九世紀)に欧米諸国で議論された「共和政」は、世界各地へ広がりながら、いつ、どのように「王のいない」ものになったのか。「革命」や「自由」とともに、この原理が持っていた本来の意味に光を当て、「近代」を根底から問い直す。刷新を続けるヨーロッパ近世史の成果にもとづく、総決算的論集。