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ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」をどうするか

岩波ブックレット No.838

出版社名 岩波書店
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-00-270838-6
4-00-270838-1
税込価格 770円
頁数・縦 103P 21cm
シリーズ名 ひきこもりのライフプラン

商品内容

要旨

ひきこもり状態にある人たちの平均年齢は今や30歳を超えている。大半は親の経済的支援のもとで暮らしているが、親の死亡に伴う、長期のひきこもりの人たちの貧困化が懸念される。ひきこもりが一生続いたとしても、親の現在の資産を最大限に活用して、子を生涯支えられるライフプランの作り方をアドバイスする。

目次

1 ひきこもりの理解と対応(原因
ひきこもりのメカニズム
症状
鑑別診断
治療的支援の第一歩
集団適応支援
訪問支援活動
メール、ネットの利用
「お金」ならびに「ライフプラン」の重要性
福祉サービスの利用
家庭内暴力への対応
おわりに)
2 ひきこもりのライフプラン(親の資産・負債の洗い出し
親の収入・支出の確認
親の住み替え
お子さんの収入・支出
お子さんの住まい
リバースモーゲージの活用法
成年後見制度の利用
ひきこもりのお子さんの相続
お子さんのひとり暮らしへの準備
“ひきこもり相談事例”
サバイバルプランの作成・分析)

著者紹介

斎藤 環 (サイトウ タマキ)  
1961年生まれ。爽風会佐々木病院診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学
畠中 雅子 (ハタナカ マサコ)  
ファイナンシャルプランナー。雑誌・新聞・インターネットに多数の連載をもつほか、講演、個人のマネー相談、金融機関のアドバイザー業務などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)