• 本

幕末明治女百話 下

岩波文庫

出版社名 岩波書店
出版年月 1997年9月
ISBNコード 978-4-00-334695-2
4-00-334695-5
税込価格 924円
頁数・縦 272P 15cm
シリーズ名 幕末明治女百話

商品内容

要旨

「女の目に心に、女ならでは持たない、深みとねばり、鋭さと敏さとを狙いました」と著者の言う通り、幕末から明治の実社会の内面が、庶民の胸に刻まれた時代の絵模様として鮮やかに織り出された。下巻には、本所の七不思議、大阪の怪事あれこれ、さまざまな大衆芸能、初めての西洋料理など盛りだくさんな内容。

目次

御行儀のよい増山様
脱走組のおとまりさん
女みたいな長唄の巳太郎
貴婦人の慈善会と看護婦
守田勘弥を助けた芝居
団十郎と折合ぬ松永和楓
半狂人の勝ッ平
岩亀の鑑札娼妓の朝帰
錦絵から生れる幕末話
大道芸術女砂文字の死〔ほか〕