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西郷隆盛 西南戦争への道

岩波新書 新赤版 231

出版社名 岩波書店
出版年月 1992年6月
ISBNコード 978-4-00-430231-5
4-00-430231-5
税込価格 902円
頁数・縦 234P 18cm

商品内容

要旨

西郷隆盛はなぜ反乱をおこしたのか。またなぜ、復権されるのか。幕末動乱から征韓論争、西南戦争にいたる西郷の軌跡をたどり、さらに死後の評価までを射程に入れて、西郷の悲劇の意味を読み解いていく。ときの明治政府権力である「有司専制」との対抗関係を主軸に、新たな西郷像を提示し、日本近代国家の成立過程と特質を考える意欲作。

目次

序章 巨星墜つ―西郷の死と伝説化の過程
1 幕末動乱の主役として
2 「有司専制」の成立
3 征韓論争
4 西南戦争
終章 国家構想の交錯―日本近代史上の西郷

著者紹介

猪飼 隆明 (イカイ タカアキ)  
1944年福井県武生市に生まれる。1969年京都大学文学部卒業。専攻は日本近代史。大阪大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)