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逆システム学 市場と生命のしくみを解き明かす

岩波新書 新赤版 875

出版社名 岩波書店
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-00-430875-1
4-00-430875-5
税込価格 880円
頁数・縦 243P 18cm

商品内容

要旨

市場や生命という複雑なしくみを解明する新たな方法を、著者たちは「逆システム学」と呼ぶ。それは、新古典派経済学や遺伝子決定論などの主流の学問研究を批判し、市場や生命の本質を多重フィードバックのしくみに見出すというものだ。経済学と生命科学の対話から浮かび上がる、まったく新しい科学の方法論。

目次

序章 逆システム学とは何か
第1章 セントラルドグマの暴走
第2章 制度の束と多重フィードバック
第3章 フィードフォーワードの罠―医学と経済学の逆システム学
第4章 変化と進化における多様性と適応
終章 どのようにしてパラダイムは転換してきたか

著者紹介

金子 勝 (カネコ マサル)  
1952年東京都生まれ。1980年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授などを経て、現在、慶応義塾大学経済学部教授
児玉 龍彦 (コダマ タツヒコ)  
1953年東京都生まれ。1977年東京大学医学部卒業。東京大学医学部助手、マサチューセッツ工科大学研究員などを経て、現在、東京大学先端科学技術研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)