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火山噴火 予知と減災を考える

岩波新書 新赤版 1094

出版社名 岩波書店
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-00-431094-5
4-00-431094-6
税込価格 924円
頁数・縦 225,3P 18cm

商品内容

要旨

日本列島には一〇八の活火山があり、思いがけない時に噴火しては人間社会を騒がせる。噴火を科学の力(噴火予知)でやり過ごし、災害を減らす知恵が「減災」である。一方、噴火の後には、長い期間にわたって火山の恵みを享受することができる。火山の恩恵と魅力を伝えつつ、自然に対する畏敬の念を悠揚とした視点で書き綴る。

目次

第1章 火山噴火とはどんな現象か(溶岩流―地表に出たマグマ
軽石―泡立つマグマの破片 ほか)
第2章 噴火のタイプとその特徴(噴煙柱が立ちのぼるプリニー式噴火
爆発的なブルカノ式噴火 ほか)
第3章 噴火は予知できるか(地震を調べる
地殻変動を測る―火山体の膨張と収縮 ほか)
第4章 噴火が始まったらどうするか(活火山のランク分け
活動中の火山のレベル化 ほか)
第5章 火山とともに生きる(溶岩の流れを変える
災害は短く、恵みは長い ほか)

おすすめコメント

日本列島には108の活火山があり、思いがけない時に噴火しては人間社会を騒がせる。「減災」とは,噴火による災害を科学の力(噴火予知)でやり過ごす知恵である。一方、噴火の後には,長い期間に亘って火山の恵みを享受することができる。火山の恩恵と魅力を伝えつつ、自然に対する畏敬の念を悠揚とした視点で書き綴る。(カラー口絵2頁)

著者紹介

鎌田 浩毅 (カマタ ヒロキ)  
1955年東京都生まれ。1979年東京大学理学部卒業。通産省地質調査所主任研究官、米国カスケード火山観測所客員研究員を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻、火山学、地球変動学、科学教育、アウトリーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)