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雅楽を聴く 響きの庭への誘い

岩波新書 新赤版 1302

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-00-431302-1
4-00-431302-3
税込価格 792円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

日本古来の歌舞と大陸伝来の楽を一三〇〇年以上伝える雅楽。その古えの音を現代の楽人が奏で、現実空間に鳴り響かせる五つの場へ案内する。栄華の都の京都御所、一二世紀から続く奈良・春日大社の若宮おん祭、聖徳太子信仰で賑わう大阪の四天王寺、皇居東御苑の宮内庁式部職楽部、そのお堀端に立つ国立劇場へ。雅楽の基本知識も解説。

目次

序章 雅楽とは
第1章 京都御所―主を失った千年の雅の庭
第2章 奈良春日若宮おん祭―古の神との交歓の庭
第3章 大阪四天王寺聖霊会―庶民のエネルギー渦巻くお太子信仰の庭
第4章 東京宮内庁楽部―巨大都市東京の中心に存在する空洞の庭
第5章 国立劇場―新しい創造の庭
終章 雅楽を聴く―空間と時間の意味、または立体的雅楽史

著者紹介

寺内 直子 (テラウチ ナオコ)  
1960年生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程単位取得。大阪大学より博士号。現在、神戸大学国際文化学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)