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新・ローマ帝国衰亡史

岩波新書 新赤版 1426

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-00-431426-4
4-00-431426-7
税込価格 990円
頁数・縦 212,7P 18cm

商品内容

要旨

地中海の帝国と言われるローマ帝国は、実は「大河と森」の帝国だった?衰亡の最大原因とされる「ゲルマン民族」は存在しなかった?あの巨大な帝国は、わずか三〇年で崩壊した?―歴史学の最新の知見から“二一世紀の衰亡史”を語り、栄えた国が衰えるとはどういうことか、国家とはそもそも何なのかを考えさせる、刺激的な一書。

目次

序章 二一世紀のローマ帝国衰亡史
第1章 大河と森のローマ帝国―辺境から見た世界帝国の実像
第2章 衰退の「影」―コンスタンティヌス大帝の改革
第3章 後継者たちの争い―コンスタンティウス二世の道程
第4章 ガリアで生まれた皇帝―「背教者」ユリアヌスの挑戦
第5章 動き出す大地―ウァレンティニアヌス朝の試練
第6章 瓦解する帝国―「西」の最後
終章 ローマ帝国の衰亡とは何であったか

著者紹介

南川 高志 (ミナミカワ タカシ)  
1955年三重県生まれ。1979年京都大学文学部卒業、84年同大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。大阪外国語大学助教授を経て、京都大学教授。専攻は西洋古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)