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民族紛争

岩波新書 新赤版 1431

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-00-431431-8
4-00-431431-3
税込価格 880円
頁数・縦 229,5P 18cm

商品内容

要旨

世界各地で続発している民族紛争。どのように発生、激化し、そして終結へと向かうのか。クロアチアとボスニア、コソヴォ、ルワンダ、スリランカなど六つの紛争の経緯を詳しく紹介し、軍事介入やジェノサイドの実態などについて考察する。さらに民族紛争に関する研究の論点を整理し、紛争予防や平和構築の可能性を検討する。

目次

序章 民族紛争とは何か
1部 世界各地の民族紛争―六つの事例(スリランカ―言語政策と民族紛争
クロアチアとボスニア―民族紛争予防の失敗
ルワンダ―ジェノサイドの実際
ナゴルノ・カラバフ―体制変動と民族紛争
キプロス―本国の介入
コソヴォ―国際社会の介入)
2部 民族紛争を理解する為に(なぜ発生するのか
予防はできないのか
どのように成長するのか
紛争の終了から多民族社会の再建へ)

著者紹介

月村 太郎 (ツキムラ タロウ)  
1959年生まれ。1983年東京大学法学部卒業。同大助手、神戸大学助教授、教授などを経て、同志社大学政策学部教授。専攻、地域紛争、国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)