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ドキュメント豪雨災害 そのとき人は何を見るか

岩波新書 新赤版 1487

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-00-431487-5
4-00-431487-9
税込価格 858円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

決壊する河川、崩壊する山々、危険をはらむ土砂ダム…。東日本大震災から半年後、紀伊半島を襲った台風は一〇〇名近くの犠牲者を生んだ。その時、人々は何を見たのか。奈良県十津川村、和歌山県那智勝浦町の現場を、ノンフィクション作家が行く。首都水没予測も含め、豪雨災害の実態を伝える迫真のドキュメント。

目次

第1章 深層崩壊する山々―奈良県十津川村(台風一二号の爪痕
十津川村災害史
救援体制はどう作られたか)
第2章 那智谷を襲った悲劇―和歌山県那智勝浦町(時間雨量一〇〇ミリ超の現実
太田川を警戒せよ
死角だった那智谷
自衛隊災害派遣
災害現場と役場との間)
第3章 首都水没への警告(ゼロメートル地帯
土地に刻まれた歴史
カスリーン台風を語る
減災へ)

著者紹介

稲泉 連 (イナイズミ レン)  
ノンフィクション作家。1979年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2005年、『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』(中央公論新社)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)