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中南海 知られざる中国の中枢

岩波新書 新赤版 1540

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-00-431540-7
4-00-431540-9
税込価格 858円
頁数・縦 209,14P 18cm

商品内容

要旨

中南海は故宮の西側に隣接する共産党と政府の所在地であり、中国の中枢である。要人が居住し国政を司り、限られた者しか出入りを許されず、地図さえない。中南海を二度訪れたことのある著者が、主要な建物とそこで繰り広げられた歴史、現在の党と政府の仕組みや人事を解説し、二〇一七年以降の習近平指導部の動向を予測する。

目次

序章 米中中南海会談
第1章 中南海とは(中南海とはどういうところか
中南海の主要建築物 ほか)
第2章 中南海の現代史(毛沢東の中南海
悲劇の国家主席劉少奇と中南海 ほか)
第3章 中南海政治―誰が何をどう決定しているのか(共産党本部としての中南海
政策の決定メカニズム―「小組政治」 ほか)
第4章 中南海には誰がいるか(「中南海入り」したのは誰か
解放軍人事と中南海 ほか)

おすすめコメント

共産党と政府の所在地、中南海。この地図さえない空間の歴史と現在を解説し、2017年以降の指導部の動向を予測。(52字)

著者紹介

稲垣 清 (イナガキ キヨシ)  
1947年神奈川県に生まれる。1972年慶応義塾大学大学院経済学修士課程修了。1972年株式会社三菱総合研究所入社、在香港日本国総領事館特別研究員、三菱総合研究所香港支社長、三菱UFJ証券(香港)産業調査アナリストなどを経て、2013年より在香港中国研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)