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中世社会のはじまり

岩波新書 新赤版 1579 シリーズ日本中世史 1

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-00-431579-7
4-00-431579-4
税込価格 902円
頁数・縦 242,18P 18cm

商品内容

要旨

中央集権的な古代国家から、様々な力のせめぎ合う中世社会へ。院政の開始、「家」の確立、武士の台頭、そして活力を増す地方の諸国など、噴出する変革の動きの中から、現代にも通じる日本文化の基本的枠組みが形づくられてゆく。家・身体・職能といった文化面にも注目しつつ、中世はじまりの時代のダイナミズムを描く。

目次

第1章 中世社会が開かれる
第2章 地域権力と家の形成
第3章 地域社会の成長
第4章 武者の世と後白河院政
第5章 身体の文化
第6章 職能の文化

おすすめコメント

院政の開始、武士の台頭、活力を増す地方諸国。人びとの精神性の変化に注目しつつ、中世の始まりを描く。

出版社・メーカーコメント

中央集権的な古代国家から,様々な力のせめぎ合う中世社会へ.院政の始まり,「家」の確立,武士の台頭,そして活力を増す地方の諸国──それぞれに噴出する変革の動きの中で,人びとの価値観は変化し,現代にも通じる日本文化の基本的枠組みが形づくられてゆく.日記,芸能,絵巻などにも注目しつつ,主として武家政権の誕生までを射程に,中世始まりの時代を描く.

著者紹介

五味 文彦 (ゴミ フミヒコ)  
1946年山梨県に生まれる。1970年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学教授等を経て、放送大学教授。東京大学名誉教授。専攻、日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)