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アメリカ人のみた日本の死刑

岩波新書 新赤版 1778

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-00-431778-4
4-00-431778-9
税込価格 836円
頁数・縦 165,7P 18cm

商品内容

要旨

世界的に廃止の流れにある中、オウム真理教事件の死刑が大々的に執行された。「死刑執行はやむを得ない」ものなのか?先進国で例外的に死刑制度を維持する日本とアメリカを比較し、オウムの執行で消された死刑制度をめぐる「日本の問題」を探る。

目次

第1章 日本はなぜ死刑を存置しているのか
第2章 死刑は特別なのか?
第3章 国が隠れて殺すとき
第4章 冤罪と否定の文化
第5章 死刑と市民の司法参加
第6章 死刑と民主主義

おすすめコメント

世界的に廃止の流れにあるなかで「独特の死刑存置国」となっている日本。秘密裏の執行、刑事司法における否定の文化、死刑制度を取り巻く政治社会文化までをアメリカの死刑制度の失敗と比較しながら鋭く分析する

著者紹介

ジョンソン,デイビッド・T. (ジョンソン,デイビッドT.)   Johnson,David T.
ハワイ大学教授(社会学)。“The Japanese Way of Justice:Prosecuting Crime in Japan”(『アメリカ人のみた日本の検察制度―日米の比較考察』シュプリンガーフェアラーク東京)は、米国犯罪学会賞および米国社会学会賞を受賞
笹倉 香奈 (ササクラ カナ)  
甲南大学法学部教授(刑事訴訟法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)