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人種主義の歴史

岩波新書 新赤版 1930

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-00-431930-6
4-00-431930-7
税込価格 1,034円
頁数・縦 245,21P 18cm

商品内容

要旨

「人種」という根拠なき考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)はナショナリズムや植民地主義や反ユダヤ主義と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチ・黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座からとらえる入門書。

目次

序章 人種主義を問う
第1章 「他者」との遭遇―アメリカ世界からアフリカへ
第2章 啓蒙の時代―平等と不平等の揺らぎ
第3章 科学と大衆化の一九世紀―可視化される「優劣」
第4章 ナショナリズムの時代―顕在化する差異と差別
第5章 戦争の二〇世紀に
終章 再生産される人種主義

出版社・メーカーコメント

「人種」という根拠無き考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)は、ナショナリズム、植民地主義、反ユダヤ主義等と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチや黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座から捉える入門書。

著者紹介

平野 千果子 (ヒラノ チカコ)  
1958年、東京都生まれ。現在―武蔵大学人文学部教授。専攻―フランス植民地史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)