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恋の歌、恋の物語 日本古典を読む楽しみ

岩波ジュニア新書 398

出版社名 岩波書店
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-00-500398-3
4-00-500398-2
税込価格 858円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

「いつも君のこと想ってる」、「好きでたまらない」…。携帯やeメールなど無かった時代、「和歌」は恋する人への熱い想いを伝える重要な「装置」でした。「恋」をテーマに、おなじみリンボウ先生が『万葉集』『古今集』『伊勢物語』『源氏物語』など、日本の代表的古典の魅力と面白さを縦横に語った、絶好の古典文学入門。

目次

序章 何が好きって「恋」が好き
第1章 『万葉集』は正直だ
第2章 『古今和歌集』の情緒纏綿
第3章 『新古今和歌集』のエロス
第4章 『伊勢物語』はなぜ読まれたか
第5章 『源氏物語』は奇跡である
第6章 『平家物語』の「もののあはれ」

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。慶応義塾大学文学部国文科卒業。同大大学院博士課程修了。専門は書誌学・国文学。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授等を歴任。著書に『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(国際交流奨励賞)、『イギリスはおいしい』(日本エッセイスト・クラブ賞)等、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)