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日本文化のかくれた形

岩波現代文庫 学術 128

出版社名 岩波書店
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-00-600128-5
4-00-600128-2
税込価格 990円
頁数・縦 180P 15cm

商品内容

要旨

日本の社会・文化・思想の深層に内在する「かくれた形」(アーキタイプス)とは何か。「競争的な集団主義」など五つの特徴を分析する加藤氏、能におけるリアリティの表現から文化を論じる木下氏、歴史意識の「古層」を探る自身の歩みを俎上にのせる丸山氏、そして固有の形の模索から普遍的な規範を見出そうとする武田氏。日本文化の「個性」の本質に迫った刺激的な講演会の記録。

目次

1 日本社会・文化の基本的特徴
2 複式夢幻能をめぐって
3 原型・古層・執拗低音―日本思想史方法論についての私の歩み
4 フロイト・ユング・思想史―補論

著者紹介

加藤 周一 (カトウ シュウイチ)  
1919年、東京都生まれ。評論家、作家
木下 順二 (キノシタ ジュンジ)  
1914年、東京都生まれ。劇作家
丸山 真男 (マルヤマ マサオ)  
1914‐96年。大阪府生まれ。政治学者、思想史家
武田 清子 (タケダ キヨコ)  
1917年、兵庫県生まれ。近代日本思想史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)