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確率論と私

岩波現代文庫 学術 390

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-00-600390-6
4-00-600390-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 188,17P 15cm

商品内容

要旨

日本の確率論研究の基礎を築き、かつ多くの俊秀を育て、また京都賞をはじめ、国際数学連合の主催するガウス賞の第一回受賞など、数々の栄誉に輝いた伊藤清。本書は氏の唯一のエッセイ集。数学者になった経緯や伊藤公式で名高い「確率解析」誕生の秘話、さらには「忘れられない言葉」「思い出」など、数学に携わる人々への深い思いが綴られる。

目次

1 忘れられない言葉
2 数学の二つの柱
3 数学の楽しみ
4 確率論とは何だろうか
5 確率論と歩いた六十年
6 思い出

著者紹介

伊藤 清 (イトウ キヨシ)  
1915‐2008。確率解析の創始者のひとりであり、日本の確率論研究の基礎を築いた人でもある。京都大学教授、デンマーク・オルフス大学教授、米国コーネル大学教授、京都大学数理解析研究所所長などを勤める。京都賞、ウルフ賞、藤原賞のほか、国際数学連合の第一回ガウス賞を受賞。専門は確率解析、確率微分方程式(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)