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塩を食う女たち 聞書・北米の黒人女性

岩波現代文庫 文芸 303

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-00-602303-4
4-00-602303-0
税込価格 1,243円
頁数・縦 262P 15cm

商品内容

要旨

アフリカから連れてこられた黒人女性たちは、いかにして狂気に満ちたアメリカ社会を生き延びてきたのか。一九六〇年代の公民権運動・ブラックパワーの高まりと挫折を乗り越えた一九八〇年代に、多くの黒人女性と著者が語り合った記録。母から娘へ、生き延びるために受け継がれてきた一人一人の思い・体験が、美しい日本語でつづられる。

目次

生きのびることの意味―はじめに
接続点
八百六十九のいのちのはじまり
死のかたわらに
塩食い共同体
ヴァージア
草の根から

著者紹介

藤本 和子 (フジモト カズコ)  
1939年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1967年渡米、ニューヨークの日本領事館に勤務した後、イェール大学のドラマ・スクールで学ぶ。そこで、イェール大学の学生で滞日体験があったデイヴィッド・グッドマンと知り合い結婚。リチャード・ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』の翻訳が絶賛され、ブローティガン作品の多くを翻訳した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)