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秘境ブータン

岩波現代文庫 社会 229

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-00-603229-6
4-00-603229-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 46,314P 15cm

商品内容

要旨

一九五八年に単身ブータン入りした探検家が、ヒマラヤにひっそり佇む古代的な小王国の自然と社会と文化を日本にはじめて紹介した。山ヒルの襲いかかる密林の道、ブータン・ヒマラヤの氷蝕地形、高山に咲く青いケシの花、チベット遊牧民の名残の風俗。百数十点の貴重な写真とともに臨場感あふれる筆致で描く。

目次

秘境ブータン(次はブータンだ
密林の奥
カリンポンへ
ブータン・ハウス
ブータン国境 ほか)
ブータン・その後(チベットの叛乱
ドルジ首相の暗殺
ブータンの新しい歩み)
二十三年目のブータン―文明を運んだ一本の道 村が都市になり、労働力は不足(照葉樹林の細道がいま…
ブータンという国)

著者紹介

中尾 佐助 (ナカオ サスケ)  
1916‐93年。愛知県生まれ。京都帝国大学農学部卒業。専門は栽培植物学・遺伝育種学。大阪府立大学教授、鹿児島大学教授を歴任。アジア・アフリカを広く学術探検調査し、栽培資物の起源とその伝播に関連する生活文化を総合的に研究した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)