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ぼくたちはこうして学者になった 脳・チンパンジー・人間

岩波現代文庫 社会 314

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-00-603314-9
4-00-603314-1
税込価格 1,188円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

脳を理解するために、ヤリイカの人工飼育を成功させ、脳活動を観測し、脳型コンピュータの実現をめざす脳科学者と、進化の隣人チンパンジーが世界をどう認識しているかを探る霊長類学者の対談。「人間とは何か」を知ろうと、それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は、どのような生い立ちや出会いを経て、何を学んだのか。

目次

ぼくたちには同じ哲学がある
誰も行かない道を行く
誰のものでもない自分の哲学を求めてきた
波乱万丈の人生はたくさんの出会いを生んだ
人間中心のエゴイズムのなかで
イカの飼育にかけた一〇年の歳月
環境があり、文化があり、認識手法がある
脳よりも一〇〇万倍速く学習するコンピュータ
個性豊かな学習
脳を活性化する教育と学習
人間が人間的であるために、そして豊かであるように

おすすめコメント

「人間とは何か」を知ろうと、それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は、どのような生い立ちや出会いを経て、何を学んだのか。

著者紹介

松本 元 (マツモト ゲン)  
1940‐2003。脳科学者。東京大学理学部助手、電子技術総合研究所主席研究官、理化学研究所脳科学総合研究センター・グループディレクターを務めた
松沢 哲郎 (マツザワ テツロウ)  
1950年生まれ。霊長類学者。京都大学高等研究院特別教授・霊長類研究所兼任教授、中部大学創発学術院特別招聘教授、公益財団法人日本モンキーセンター所長。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)