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萩原延寿集 4

東郷茂徳

萩原延壽集   4

出版社名 朝日新聞社
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-02-250380-0
4-02-250380-7
税込価格 4,070円
頁数・縦 471P 20cm
シリーズ名 萩原延寿集

商品内容

要旨

太平洋戦争の開戦と敗戦時の外務大臣、東郷茂徳。感傷の微塵もない、地政学的思考のリアリズムに、好敵手、ソ連外相モロトフも舌を巻いたという。不可侵条約と軍事同盟が交錯する大戦間の日本外交を、東京、ベルリン、モスクワを結んで追う。

目次

伝記 東郷茂徳―その前半生(戦いの記録―『時代の一面』
外務省入省まで―苗代川・生立ち・上京
最初の在外勤務―奉天・ベルン・ベルリン
最初の本省勤務―「ロシア・サーヴィス」)
解説 『時代の一面』について(欧米(欧亜)局長
駐独大使
駐ソ大使
第一次外務大臣
第二次外務大臣)
解説 巣鴨獄中の東郷茂徳(戦いの継続―東京裁判
「東郷・嶋田論争」
判決以後―『時代の一面』)

出版社
商品紹介

第二次大戦時に外務大臣を務め、海外で評価された東郷。彼を通して日本を支えた「優秀な官僚」とは何かを考える。

おすすめコメント

第2次大戦の開戦時・敗戦時ともに外務大臣を務め、ソ連の外相モロトフに評価された東郷。彼を通して、日本近代を支えた「大日本帝国における優秀な官僚とは何か」を考える。解説は酒井哲哉。付録に「独ソ戦と太平洋戦争」「外交における個人の役割」のほか、開戦直前の対米交渉基本資料「甲案」「乙案」「ハル・ノート」なども掲載。

著者紹介

萩原 延壽 (ハギワラ ノブトシ)  
1926年、東京・浅草に生まれる。東京大学法学部政治学科卒業。同大学院修了後、ペンシルヴァニア大学、オックスフォード大学へ留学。帰国後は研究・著述に専念する。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)