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最後まで、あるがまま行く

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-02-251539-1
4-02-251539-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 183P 19cm

商品内容

要旨

はじめての車椅子、誕生日を迎える喜び、先に亡くなった妻への思い。101歳からの変化を、自らの言葉で、率直に―。自らの老いと死を受けとめながらどう「前を向いて」過ごすか。105歳、亡くなる直前まで書き続けた、最後のエッセイ。朝日新聞「be」連載「あるがまゝ行く」より選りすぐりの44本。

目次

一〇一歳 常に前進あるのみ(一〇一歳の誕生日、二つのサプライズが用意されていました
私の椎骨骨折闘病記 ほか)
一〇二歳 車椅子という相棒を得て(移動は格好の執筆時間です
超過労の私を悪夢が襲いました ほか)
一〇三歳 身体の老いを物ともせず(誕生日、車椅子をフル回転で!
小さな虫の死について思ったこと ほか)
一〇四歳 いま思い出すこと(一〇四歳、私の状況を検証してみます
誕生日を迎えるよろこび ほか)
一〇五歳 最後まで、あるがまま行く(いのちという宝船に乗って
しーちゃんとたみちゃん ほか)

おすすめコメント

2017年7月に惜しまれつつ亡くなった著者が、91歳からはじめた連載、朝日新聞土曜別刷「be」の『あるがまま行く』。体の変化があらわれはじめた101歳から、亡くなる直前、口述筆記で作られた最終回までのなかから44本を選ぶ。車椅子を使いはじめることの葛藤と新たな気づき、先に亡くなった妻へのお詫びの気持ちなど、前向きなことも後ろ向きなことも、すべてを生きるエネルギーに変えて、最後まで生き切った著者の、最後のエッセイ。

著者紹介

日野原 重明 (ヒノハラ シゲアキ)  
1911年山口県生まれ。37年京都帝国大学医学部卒業。41年聖路加国際病院の内科医となる。聖路加国際病院名誉院長、学校法人聖路加国際大学名誉理事長、名誉学長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長を歴任。99年文化功労者、2005年文化勲章受章。2017年7月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)