• 本

忘却にあらがう 平成から令和へ

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-02-251856-9
4-02-251856-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 300P 19cm

商品内容

要旨

いま必要なのは「意味」を探る力である。哲学者・東浩紀が5年にわたって書き綴った決定的時評集。

目次

1 平成から(短期的な動員ではなく、むしろ忘却に抗う力を
初詣ベビーカー論争に見る「迷惑」と「権利」の混同
政治と経済の本質が衝突、トランプという「矛盾」
相対主義の時代に、もう一度普遍主義の価値を
「安倍晋三記念小学校」はじつに非日本的な命名だ ほか)
2 令和へ(新元号「令和」が投げかけたグローバリズムへの問い
国公立美術館館長の九割が男性、現代美術に潜む男女比の歪み
沖縄基地から原発事故まで、令和が抱える平成・昭和の負債
加藤典洋氏が語った「人格分裂」、政治に必要なのは文学の言葉
川崎と練馬の事件を性急に八〇五〇問題と結ぶのは危険 ほか)

出版社・メーカーコメント

いま必要なのは短期的な動員ではなく、忘却にあらがう力だ。天災、疫病、祭典、犯罪、戦争。哲学者の知性と探求心は、ジャーナルな事象の「意味」を語り継ぐべき記憶へと書き換える。東浩紀が世界的な転換期と5年にわたり対峙した決定的時評集。 内容紹介(長文)いま必要なのは短期的な動員ではなく、忘却に抗う力だ。天災、疫病、祭典、犯罪、戦争。平成から令和への転換期に、ジャーナルな事象の「意味」を語り継ぐべき記憶へと書き換える。東浩紀が世界的な転換期と5年にわたり対峙した決定的時評集。

著者紹介

東 浩紀 (アズマ ヒロキ)  
1971年東京都生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン創業者。博士(学術)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。『存在論的、郵便的』(1998年)でサントリー学芸賞、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年)で三島由紀夫賞、『弱いつながり』(2014年)で紀伊國屋じんぶん大賞、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年)で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)