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中国長江歴史の旅

朝日選書 722

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-02-259822-6
4-02-259822-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 374P 19cm

商品内容

要旨

長江を下る旅は、大河がもたらした文明の息吹を、歴史の現場で感じとる旅となるだろう。まずは「死せる孔明、生ける仲達を走らす」―三国志、諸葛孔明の大本陣、五丈原からはじめよう。天然の要害・剣閣、松露の道・翠雲廊、心ゆくまで三国志漬けの旅。さらに蜀の難所、古桟道をあゆみ、眼の突出した仮面文化、三星堆遺跡を経て、いざ、絶壁迫る奇観、山峡下りに挑もう。そして下流の南京、杭州、紹興で、王朝の興亡と革命のゆくすえ、歴史の断層をのぞきこもう。最後にイネのふるさと、河姆渡をたずね、長江は東シナ海へ出る。前著『中国 歴史の旅』で、黄河をさかのぼる旅から五年。中国大陸を流れる、二つの大河の文明を結びつける壮大な旅が、はじまる。

目次

あこがれの五丈原、そして長江へ
五丈原上に立つ
仏陀の指・法門寺
広元と則天武后
桟道の旅、そして剣門関へ
豆腐・森林・「三国漬け」
星と月の三星堆遺跡
西のみやこ・成都―天子と軍師
「三峡」を下る
歴史のみやこ・南京
王朝の滅亡・秦淮の夜
杭州―この世の楽園
紹興―湖水に浮かぶ城壁
イネのはじまり

出版社
商品紹介

前著『中国 歴史の旅』で中原の都を訪ねて黄河をさかのぼった著者が、淮河を経て長江を下る4000年王朝の奔流を体得する壮大な旅に出る。

著者紹介

竹内 実 (タケウチ ミノル)  
1923年、中国山東省に生まれる。1949年京都大学文学部卒業。京大人文科学研究所教授、ついで立命館大学、北京日本学研究センター教授など。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)