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街場の五輪論

朝日文庫 う15-3

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-02-261864-1
4-02-261864-7
税込価格 660円
頁数・縦 238P 15cm

商品内容

要旨

東京五輪招致成功から3年。アベノミクスの失敗が囁かれる中、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設騒動やエンブレム問題などドタバタ続き。ついには裏金疑惑まで浮上した。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に特別鼎談を加えての文庫化。

目次

プロローグ 「炭坑のカナリア」が鳴き止んだら
第1章 二〇二〇年、東京五輪開催―嬉しい人、憂鬱な人
第2章 ニッポン、チャチャチャ熱狂の変質―国威発揚から商業主義へ
第3章 グローバル化とカネの話―政治的圧力より経済的圧力
第4章 福島への視線―言葉じりから漏れる本音
第5章 消費税も戦争も―求める日本人像はヤンキーか
エピローグ 何故わたしたちは、国民的祝祭に異を唱えるのか
文庫特別鼎談 やっても地獄、やらなくても地獄―二〇二〇東京五輪よ、どこへ行く?

おすすめコメント

【文学/日本文学評論随筆その他】東京五輪招致成功から3年。アベノミクスが失敗と言われるなか、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設、膨れ上がる費用など問題山積のまま。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に、語り下ろし鼎談を加えての文庫化。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年生まれ。武道家、思想家。武道と哲学のための学塾「凱風館」館長。東京大学卒。著書に、『私家版・ユダヤ文化論』(小林秀雄賞)、『日本辺境論』(新書大賞)など
小田嶋 隆 (オダジマ タカシ)  
1956年生まれ。コラムニスト。早稲田大学卒。メーカー勤務などを経てテクニカルライターに
平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年生まれ。隣町珈琲店主、「ラジオデイズ」主宰。早稲田大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)