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上野千鶴子が聞く小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

朝日文庫 う5−8

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-02-261931-0
4-02-261931-7
税込価格 726円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

末期がんの痛みはどうなる?夜間に何かあったら?認知症の場合は?ずばりお金はいくら必要か?「おひとりさま」の上野千鶴子が聞き、30年、高齢者の在宅死を支えてきた小笠原先生が、経験とノウハウを惜しみなく伝える。類書のない、「在宅ひとり死」のための教科書。

目次

第1章 がんで死ぬのがいちばんですか
第2章 PPK(ピンピンコロリ)と逝けますか
第3章 老衰で死ぬのは幸せですか
第4章 認知症になってもいつまで、家で過ごせますか
第5章 延命装置をつけたまま家にいられますか
第6章 看取りは家族の役割ですか
第7章 家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか
第8章 お金はいくらあればよいですか
第9章 離れていても在宅医療を受けられますか―ICT機器を駆使した在宅緩和ケアはこうなる
第10章 送られる側、送る側の心がまえは
在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すために
対談 小笠原先生、あなたはどうして「小笠原先生」になったのですか

おすすめコメント

家族がいようがいまいが、家で死にたい!今、自分のいるひとり暮らしの住まいで、要介護状態になったらそのまま介護を受け、末期になったらそのままそこで死んでいく。そのために必要なことはなんでしょうか。「在宅ひとり死」を願うおひとりさま代表の上野千鶴子が、高齢者の在宅死を長年支えてきた小笠原先生に、67の質問をします。がんで死ぬのが一番ですかピンピンコロリと逝けますか老衰で死ぬのは幸せですか認知症になってもいつまで、家で過ごせますか延命装置をつけたまま家にいられますか看取りは家族の役割ですか家族のいないわたしの看取りは誰に託しますかお金はいくらあればよいですか離れていても在宅医療を受けられますか送られる側、送る側の心がまえはそのほか、在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すための方法など、「在宅ひとり死」を願う人が具体的に知りたいことが詰まった一冊です。

著者紹介

上野 千鶴子 (ウエノ チズコ)  
1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年朝日賞受賞
小笠原 文雄 (オガサワラ ブンユウ)  
1948年岐阜県生まれ。医学博士。日本在宅ホスピス協会会長。名古屋大学医学部特任准教授。岐阜大学医学部客員臨床系教授。73年名古屋大学医学部卒業。名古屋大学第二内科を経て、89年小笠原内科を開院し、院長をつとめる。99年医療法人聖徳会小笠原内科理事長となり、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)