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街道をゆく 2 新装版

韓のくに紀行

朝日文庫 し1−58

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-02-264441-1
4-02-264441-9
税込価格 726円
頁数・縦 304,8P 15cm
シリーズ名 街道をゆく

商品内容

要旨

「私が韓国にゆきたいと思ったのは、十代のおわりごろからである」―宿願をはたすため、いまだ“日帝支配三十六年”の傷口の乾かぬなかをゆく。素朴な農村をたどって加羅・新羅・百済の故地を訪ね、「韓」と「倭」の原型に触れようとする旅は、海峡をはさんだ両国の民が、はるかいにしえから分かちがたく交わってきたことを確認する旅でもあった。

目次

加羅の旅(韓国へ
釜山の倭館
倭城と倭館 ほか)
新羅の旅(首露王陵
新羅国
慶州仏国寺 ほか)
百済の旅(大邱のマッサージ師
賄賂について
洛東江のほとり ほか)

おすすめコメント

司馬遼太郎の「街道をゆく」が、読みやすい新組みに生まれ変わって再登場。全43巻、毎月4冊同時刊行。1971年の連載開始から96年2月の急逝によって未完のまま閉じた司馬さんの旅は、日本国内にとどまらない。日本に最も近い外国・韓国。2000年の長きにわたる交流の歴史を持つ国を歩き、現代から過去へと遡る旅。第2巻は佐内正史氏の撮影した空。

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪外国語大学)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)