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街道をゆく 12 新装版

十津川街道

朝日文庫 し1−68

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-02-264457-2
4-02-264457-5
税込価格 594円
頁数・縦 183,8P 15cm
シリーズ名 街道をゆく

商品内容

要旨

大阪市から五條市を経由して渓谷をゆく。たどりついた奈良県十津川村に、筆者は親近感を持っていた。「幕末、十津川の人はじつによく働いた」とある。十津川郷士と呼ばれ、孝明天皇の信任を得、坂本竜馬らと親交をもち、新選組とも戦った。そのわりに明治後に栄達した人はほとんどいない。明治二十二年に大水害で村は壊滅、多くの住民が北海道に移住し、新十津川町をひらいてもいる。ドラマチックな谷間の「街道」がここにある。

目次

五條・大塔村(中井庄五郎のことなど
五條へ
下界への懸橋
「十津川」の散見
天辻峠 ほか)
十津川(十津川へ入る
村役場
安堵の果て
新選組に追われた話
刺客たち ほか)

おすすめコメント

十津川の農民の不思議さは、主観的には全村が武士だと大山塊の中で思いこんできたことである──奈良・吉野の山奥に広がる十津川郷の知られざる歴史を歩く。天峠で天誅組の命運を、上湯で新撰組に追われた田中光顕らを思う興趣尽きない紀行。

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)