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街道をゆく 42 新装版

三浦半島記

朝日文庫 し1-98

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-02-264496-1
4-02-264496-6
税込価格 836円
頁数・縦 305,8P 15cm
シリーズ名 街道をゆく

商品内容

要旨

横浜のホテルに宿泊して勤め人のように通いつつ取材する著者。目的地は、ごく小さな場所ながら日本史を旋回させる舞台となった、三浦半島だ。あまたの武者の血を吸った鎌倉の地を歩いては、現代の日本にとっても重要な要素である武士の起こりと「中世」の成立を考える。横須賀では記念艦として保存されている戦艦「三笠」を再訪し、『坂の上の雲』取材時の「秘話」もつづる。

目次

武者どもの世
血と看経
時代の一典型
伊豆山権現
三浦大根と隼人瓜
三浦大介
房総の海
崖と海
“首都”の偉容
銀の猫〔ほか〕

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)