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壊れた自転車でぼくはゆく

朝日文庫 い67−2

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-02-264872-3
4-02-264872-4
税込価格 726円
頁数・縦 310P 15cm

商品内容

要旨

限られた時の中で、彼らは互いを思い遣り、慈しみ、精一杯自分たちの命を生きた―もうこの世に存在しない祖父と、ぼくはかつて不思議な旅をした。そこで語られた少年と少女の切ない純愛の物語。なぜふたりは引き離されなければいけなかったんだろう?

おすすめコメント

『いま、会いにゆきます』から12年、あの時にふれられなかった愛と別離の真実を、ようやく描くことができました――市川拓司 限られた時の中で、精一杯自分たちの命を生きた恋人たちの旅の記録。 「故郷とは真利子であり、それがわたしのすべてだった――」 突然失踪した祖父の寛太。「旅に出ます。月曜日には戻ります」 ナイーブで、いつも何か怯えていた寛太。戦時下の空襲が、いつしか彼の心に暗い影を落としたようだ。 寛太が果たすべき約束とは? 壊れた自転車とともに旅をする祖父が語る、美しい愛の物語。

著者紹介

市川 拓司 (イチカワ タクジ)  
1962年東京生まれ。作家。2002年に『Separation』でデビュー。2003年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化・テレビドラマ化され、文庫と合わせて140万部の大ベストセラーとなり、一躍恋愛小説の旗手として支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)