ゆっくりおやすみ、樹の下で
朝日文庫 た26−9
| 出版社名 | 朝日新聞出版 |
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| 出版年月 | 2021年8月 |
| ISBNコード |
978-4-02-265003-0
(4-02-265003-6) |
| 税込価格 | 748円 |
| 頁数・縦 | 292P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
小学5年のミレイちゃんが、鎌倉の「さるすべりの館」で過ごすひと夏の物語。赤の部屋には何があるの?なぜ止まっていた時計がとつぜん動き出した?緑の部屋にある肖像画はいったい誰?著者にとってはじめての、小学生から大人まで楽しめる長篇小説。 |
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出版社・メーカーコメント
小学5年のミレイちゃんが「さるすべりの館」で過ごす夏休みの物語。隠されていた遠い過去の謎がつぎつぎに……。赤の部屋には誰がいるの? なぜ止まっていた時計が動き出したのか? 小学生から大人まで楽しめる著者の新境地。今日マチ子さんの絵も90点収録。○国際アンデルセン賞受賞作家・角野栄子さん推薦「夏休み、さるすべりの館の扉が開きます。昔が姿を現します。昔は生きています。今もこれからも。入っていきましょう、さあ、走って」〇歌人・穂村弘さん推薦(解説より)「魔法の季節は短い。たった一度きりの永遠の夏。その切なさに、胸が締めつけられる」○小説の内容夏休み! 小学5年のミレイちゃんが、鎌倉の「さるすべりの館」で、バーバと犬のリング、ぬいぐるみのビーちゃんと過ごすひと夏の物語。さるすべりの館には、潜んでいた過去の謎があった。赤の部屋には何があるの? なぜ止まっていた時計がとつぜん動き出した? 緑の部屋にある肖像画はいったい誰?そしてミレイちゃんは、赤いさるすべりの樹の下で、ついに大切な人に出会う。かけがえのない何かを見つける、著者がやさしく柔らかな文章で、精魂をこめた物語。朝日小学生新聞 2017年7月1日から9月30日まで連載。著者にとってはじめての、小学生から大人まで楽しめる長篇小説。今日マチ子さんの絵も90点収録。○著者の「あとがき」から『ゆっくりおやすみ、樹の下で』は、ぼくにとって最初の「児童文学」となります。もちろん、どんな小説も真剣に取り組みますが、この作品ほど、長く時間をかけて構想を練り、資料にあたり、細部を考えた作品は、いままでなかったように思えます。それは、子どもたちこそ、もっとも手ごわい読者だからです。