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リバタリアン宣言

朝日新書 032

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-02-273132-6
4-02-273132-X
税込価格 792円
頁数・縦 228P 18cm

商品内容

要旨

「国がそこまで口出しするなよ」「そんなの個人の自由に任せればいいの」一日に3回以上、そう考えるあなたは、リバタリアンの素質、十分である。日米の勝ち組エリートの多くが、実は密かに支持する「リバタリアニズム」。その実像を、気鋭の学究が懇切丁寧に解説。

目次

1 日本の政治の現状とリバタリアニズム(小泉構造改革の勝利とリバタリアン
「小さな政府論」の背後にあるもの ほか)
2 リバタリアンな社会とは(現代国家の役割
古典的リベラリズムの変質 ほか)
3 リバタリアンの倫理(リバタリアンは身勝手な人たちなのか?
慈善活動は自発的に ほか)
4 国家の起源とアナーキズム(ダーウィン以前の社会哲学の曖昧な前提
ではいったい利他性はどこからくるのか? ほか)
5 社会契約説を再考する(税を払わない永遠の旅行者
日本の財政破綻で日本脱出 ほか)

著者紹介

蔵 研也 (クラ ケンヤ)  
経済学者。1966年富山県生まれ。東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学サンディエゴ校Ph.D(Economics)取得。名古屋商科大学商学部専任講師をへて、98年から岐阜聖徳学園大学経済情報学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)