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フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

朝日新書 439

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-02-273539-3
4-02-273539-2
税込価格 836円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

「食べるものを選ぶ」それだけで政治思想がわかる。今、日本人は食をめぐって大きく二つに分かれている。食にお金をかけることを厭わない人々と、安全よりも安さと量を重視する人々。それぞれの思想を細かく見てみると、新たな社会や階層が見えてくる。食で読み解く新感覚の政治論。

目次

序章 「食の分断」から見えるもの
第1章 政治と切り離せない食
第2章 フード左翼とは誰のことか
第3章 政治の季節から食の季節へ
第4章 魔術化するフード左翼と民主化するフード右翼
第5章 フード左翼のジレンマ
補章 高齢者の未来食と共産主義キッチン
終章 食から政治意識を読み解くということ

出版社・メーカーコメント

今、日本人は食を巡って大きく二つに分かれている。食の安全のためにお金を使うことを厭わない人々と、安全よりも安さと量を重視する人々。食べ物を通して歴史や社会を読み解きながら、日本人の新たな政治意識を導き出す。

著者紹介

速水 健朗 (ハヤミズ ケンロウ)  
1973年、石川県生まれ。ライター、編集者。コンピュータ誌の編集を経て現在フリーランスとして活動中。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)