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エネルギーの地政学

朝日新書 875

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-02-295183-0
4-02-295183-4
税込価格 1,001円
頁数・縦 315P 18cm

商品内容

要旨

経済と生活の大動脈“エネルギー”世界はこの試練を乗り越えられるのか?ロシアによるウクライナ侵攻により、エネルギー市場は大混乱に陥り、「サハリン2」日本排除は電力逼迫を深刻化させる。世界中でエネルギーの供給や安全保障が危機にある今、自給率が低く外交上不利な日本はどう対応すればいいのか。エネルギーを巡る地政学リスクを読み解き、わが国がとるべき政策と外交を示す、刮目の書!

目次

序章 国際エネルギー情勢と地政学
第1章 2021年以降のエネルギー価格高騰―不安定化する国際エネルギー市場
第2章 ウクライナ危機のインパクトと地政学
第3章 重要さ増すエネルギー安全保障
第4章 ウクライナ危機と脱炭素化―その影響と課題
第5章 国際エネルギー秩序の現状と課題
第6章 国際エネルギー情勢を左右する地政学―主要国の相互関係
第7章 エネルギー地政学を左右する主要国―各国の地域情勢と重要性
第8章 日本の課題と対応戦略

出版社・メーカーコメント

ロシアによるウクライナ侵攻を契機に、世界中に電力危機が広まっている。エネルギー経済研究の第一人者が、複雑な対立や利害を内包するエネルギー問題を地政学の切り口で論じ、日本が安全保障上のリスクにどう対峙するかを提言する。加えて、原発再稼働、脱炭素などの政策と戦略についても考察する。

著者紹介

小山 堅 (コヤマ ケン)  
1986早稲田大学大学院経済学修士修了、日本エネルギー経済研究所入所。2001年英国ダンディ大学博士号取得。2011年同研究所常務理事、首席研究員、2020年同研究所専務理事、首席研究員。2013年東京大学公共政策大学院客員教授。専門分野は国際石油・エネルギー情勢、エネルギー安全保障問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)