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言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

朝日新書 1024

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-02-295338-4
4-02-295338-1
税込価格 1,045円
頁数・縦 263P 18cm

商品内容

要旨

生成AIと人間の言語システムには、決定的な違いがある―それにもかかわらず、今、言語習得過程にある子どもたちに「おしゃべりする生成AI」が手渡されようとしている。二児の父でもある言語学者が、切実な危機感を込めて警鐘を鳴らす。

目次

第一章 「おしゃべり上手」でもヒトの言葉とは違う
第二章 「安心」にはまだ早い?子育てと生成AIの相性を考える
第三章 言語のプロはおしゃべりアプリをどう見る?
第四章 おしゃべりAI、本当に「おしゃべり」してるの?―Cotomoを例に
第五章 生成AIと“友だち”になりかけた話
第六章 音で伝わるもの、文字でこぼれるもの
第七章 赤ちゃんはテレビやAIからことばを学べるのか?
第八章 未来への処方箋―心理学者・皆川泰代先生と語る
第九章 子どもたちを守るために、スマホとの距離を考える
付録

出版社・メーカーコメント

生成AIと人間の言語システムには、決定的な違いがある−それにもかかわらず、今、言語習得過程にある子どもたちに「おしゃべりする生成AI」が手渡されようとしている。2児の父でもある言語学者が、切実な危機感を込めて警鐘を鳴らす。

著者紹介

川原 繁人 (カワハラ シゲト)  
慶應義塾大学言語文化研究所教授。国際基督教大学訪問研究員。2002年、国際基督教大学卒業。2007年、マサチューセッツ大学にて博士号(言語学)取得。ジョージア大学、ラトガース大学を経て現職。専門は言語学・音声学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)