• 本

目的なき人生を生きる

角川新書 K-189

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-04-082134-4
4-04-082134-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

社会に煽られ、急かされ続ける人生を、一体いつまで過ごせばいいのか。「それは何のためだ、何の役に立つ?」世間は「目的を持て!」とうるさい。しかし、人は生まれる前にその問いを立てたのか、死ぬ直前にその問いを立てるのか。「人生に目的はない」と『小さな倫理学』を唱える倫理学者が贈る、解放の哲学。

目次

第1章 ゴジラのために
第2章 都会と倫理学
第3章 劣等感と城壁
第4章 “私”という迷宮
第5章 風の中の倫理学
第6章 終わらない愛
第7章 ぐずぐずの倫理学
第8章 倫理学の海

おすすめコメント

人生ずっとは、がんばれない。『小さな倫理学』の著者による、解放の哲学。 死ぬまで競争?勘弁して欲しい。それでも世間は「目的を持て!」と、とかくやかましい。そこで、倫理学者が反倫理を真面目に考えた。「人生に目的はない」と『小さな倫理学』を唱える著者が贈る、解放の倫理学。

著者紹介

山内 志朗 (ヤマウチ シロウ)  
1957年生まれ。山形県出身。慶應義塾大学文学部教授。東京大学大学院博士課程単位取得退学。新潟大学人文学部教授を経て現在に至る。専門は中世哲学だが、現代思想、現代社会論、コミュニケーション論、身体論、修験道、ミイラなどについても幅広く研究・発表している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)