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元号戦記 近代日本、改元の深層

角川新書 K−335

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-04-082378-2
4-04-082378-8
税込価格 990円
頁数・縦 268P 18cm

商品内容

要旨

昭和も平成も令和も、天皇ではない、たった「一人」と一つの「家」が担っていた!改元の度に繰り広げられるマスコミのスクープ合戦に、政治利用をたくらむ政治家、そして熱狂する国民。しかし、元号選定は密室政治の極致である。そもそも誰が考え、誰が頼み、誰が決めていて、制度は誰が創り上げ、そして担ってきたのか?狂騒の裏で制度を支えてきた真の黒衣に初めて迫る、衝撃のスクープ。

目次

序章 特命官僚
第1章 考案者捜索―誰が考えているのか?
第2章 極秘の元号研究官―誰が頼んでいるのか?
第3章 二代目研究官―誰が引き継いだのか?
第4章 安倍改元の真相―誰が決めたのか?
第5章 近代国家と元号―誰が創り上げたのか?
第6章 戦後社会と元号―誰が広めたのか?
第7章 漢籍の名門一家―誰が担ってきたのか?
終章 脱「伝統」の選定を

出版社・メーカーコメント

元号制度の黒幕を追った衝撃スクープ! これは密室政治の極致である。:昭和も平成も令和も、たった一人の人間と一つの家が支えていた! 大日本帝国の遺制、創られた「伝統」である元号は戦後、日本国憲法にいかに埋め込まれてきたのか? 元号決定を支えてきた、真の黒幕に初めて迫る。

著者紹介

野口 武則 (ノグチ タケノリ)  
毎日新聞政治部デスク。1976年埼玉県生まれ。中央大学法学部卒。2000年毎日新聞社に入社し、秋田支局、政治部、大阪社会部を経て、2020年3月末まで官邸キャップを務める。小泉、野田、安倍政権で官邸の皇室問題を担当し、令和改元では7年半に及ぶ元号取材に取り組み、舞台裏を最も深く知る記者の一人。『元号戦記―近代日本、改元の深層』が初の単著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)