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自然に生きる 不要なものは何ひとつ持たない

角川新書 K−483

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-04-082539-7
4-04-082539-X
税込価格 1,012円
頁数・縦 200P 18cm

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要旨

日本のアウトドアメーカーの中でもトップクラスの知名度を誇るのが「モンベル」だ。1975年に大阪で創業、機能性に優れた商品の開発を行い、国内外におけるアウトドア文化の拡大を支えてきた。2025年に創業50年を迎える。近年では被災地支援活動でも知られる同社を牽引してきたのが、創業者の辰野勇氏である。本書では、登山家であり、企業リーダーでもある辰野氏が、山やキャンプ、ビジネスでの経験を振り返りつつ、自然と向き合う中で培ってきた自身の行動哲学、ものづくりへの思いなどを語っている。例えば物事が意図した通りに運ばない時、辰野氏は「失敗」ではなく「不都合」があったと考えるという。そうすることで前進を続けられ、同時に人生の醍醐味も感じられると説く。なお本書は、2020年刊行の『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』(KADOKAWA)を加筆修正・再編集したもの。著者の辰野氏は株式会社モンベル代表取締役会長兼CEO。1969年アイガー北壁日本人第二登(当時世界最年少)を達成。日本初となる身障者カヌー大会を開始(91年)するなど社会活動にも尽力している。京都大学特任教授、天理大学客員教授。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年6月24日]

商品内容

要旨

自然の中に身を置くことで、「今を生きる力」を呼び起こす。「1800メートルの岩壁を登るという作業も、現実は『1メートル登る』ことを連続するだけの行為」―ただ一歩先を目指す。創業50年、mont‐bell創業者による人生も経営も「自然の中で、自然体で臨む」哲学。

目次

第1章 24時間の自然を満喫する
第2章 不要なものは何ひとつ持たない
第3章 山には文学がある
第4章 ただ「一歩先」へ
第5章 「なんとかなる」
第6章 「好き」を仕事にする
第7章 アウトドア義援隊

出版社・メーカーコメント

「淡々と」「不要なものは何ひとつ持たず」「目の前の作業に没頭する」……モンベル創業者にして登山・アウトドアの達人が、「非日常を、自然体で楽しむ」方法を伝授。今こそ現代人に必要な「自然に生きる」考え方。(目次)第1章 24時間の自然を満喫する第2章 不要なものは何ひとつ持たない第3章 山には文学がある第4章 ただ「一歩先」へ第5章 「なんとかなる」第6章 「好き」を仕事にする第7章 アウトドア義援隊※本書は、2020年11月に小社より刊行された『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』を加筆修正・再編集し、改題したものです。

著者紹介

辰野 勇 (タツノ イサム)  
株式会社モンベル創業者、代表取締役会長兼CEO。登山家。1947年大阪府生まれ。少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記『白い蜘蛛』に感銘を受け、山一筋の青春を過ごす。69年アイガー北壁日本人第二登(当時世界最年少)を達成。70年日本初のクライミングスクール開校、75年登山用品メーカー・モンベル設立。91年日本初の身障者カヌー大会をスタートさせるなど社会活動にも力を注ぐ。東日本大震災では、阪神淡路大震災以来の「アウトドア義援隊」を組織しアウトドアでの経験を活かした災害支援活動を指揮。京都大学特任教授、天理大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)